09/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31./11

スポンサーサイト 


--.--.--
--
--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

trackback -- |comment -- | 記事編集

go page top

自負と偏見/ジェイン・オースティン 


2001.10.01
Mon
03:59

有名な古典の名作だけど、ブリジットも読んでることだしと思って読んでみたら、『ブリジット・ジョーンズの日記』は、これをベースにしてるんだなってことがわかった。もちろん、マーク・ダーシーはミスター・ダーシーからきていることは百も承知だったけど、お母さんの性格とか、マーク・ダーシーとダニエル・クリーヴァーとの関係とか、ほとんど一緒。

で、ほんとは人間の細かい観察がすばらしいとか、オースティンがこれを書いた背景とか、真面目に読み取らなければいけないのだろうけど、どうも私には、誰が誰とくっついたとか、ミスター・ダーシーはいつエリザベスに結婚を申し込むのだろうとか、申し込まれたエリザベスはどう返事するのだろうとか、まるでワイドショーでも見ているみたいな感覚で、とっても面白く読めた。

それに、ブリジットがよく言う「情緒的うすらばか」は、オースティンの「いけすかない頓馬野郎」の変形に間違いないだろう。「情緒的うすらばか」にせよ、「いけすかない頓馬野郎」にせよ、人間関係の中にはなくてはならない必要なアイテムだってことだろうか。

物語の中でミスター・ダーシーがこう言う。

「広く本を読んで、精神の修養をはかり、なにかちゃんとしっかりしたものを、持つようにならなくちゃいけないでしょうね」

これは、その生活程度や戦争という状況にもかかわらず、読書と教養を自ら努めて身につけていたオースティンの本音だろうと思われる。なぜなら、彼女の中には「教養と知性─この二つだけは、生まれや富で左右されるものではない」という考えがあったからだ。

貧しいシングルマザーだった、ハリー・ポッターの作者のJ・K・ローリングが、ジェーン・オースティンを尊敬しているというのも十分頷ける。

たしかにサマセット・モームや夏目漱石が激賞するだけのことはあった作品だった。この二人が誉めていれば、まず間違いなく面白い物語といえる。オースティンのほかの作品も、ほぼ不作はないと言われているので、今度はほかのものも読んでみよう。たしか『マンスフィールド・パーク』には、ハリポタに登場する猫についている名前、ミセス・ノリスの本物が出てくるはずだし、まずはそのあたりから。
スポンサーサイト

category: FICTION

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

« 翻訳という仕事/小鷹信光  | h o m e |  聖書物語<旧約編>/香山彬子 »

コメント

go page top

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://allman.blog39.fc2.com/tb.php/1836-55819641
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。