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ティンブクトゥ 


2013.06.23
Sun
05:33


<原書>

TimbuktuTimbuktu
(2000/06)
Paul Auster

商品詳細を見る



<翻訳書>

ティンブクトゥ (新潮文庫)ティンブクトゥ (新潮文庫)
(2010/06/29)
ポール オースター

商品詳細を見る



[MY OWN REVIEW]

Timbuktu
(1999)

Timbuktuとは、西アフリカにある砂漠の名前。またどこか遠くの土地という意味でもある。

主人公の Mr Bones は、ホームレスの主人に飼われている犬。この主人の Willy は、コロンビア大学出の詩人である。ウィリーは肺の病気で、ボーンズを残してこの世を去ってしまうのだが、残されたボーンズは必死に生き残ろうとする。ここでのボーンズはもはや犬ではなく、いつもと同じオースター作品の主人公の状況である。

人間の言葉のわかる犬であるボーンズはまた、哲学的でもある。つまり言葉があるということは、単に生きるのみならず、余計なことも考えてしまうということか?動物的本能とは違う思考が、ボーンズにはあるのだ。

言葉遊びも含めて不思議な文章であり、言わんとしていることは何なのか?と妙に小難しく考えてしまう。しかし、この作品については賛否両論のようだ。今までのオースター作品とは明らかに違うから。彼も人の親になったのだなあと思うと同時に、ちょっと寂しい。張り詰めた精神の緊張がなくなったようだ。しかし、たまにこのような作品を書いてみたくなっただけかもしれない。

中にボーンズが蝿になって、未来のことを見るという部分があるのだが、結局それは夢だったという結末が、少々気が抜ける。夢ではあったが、実際その通りに事が運び、夢なのか現実なのか、はっきりしないところもある。

最後に、死んだウィリーが旅立った「Timbuktu」を目指して、道路に足を踏み出すボーンズ。結局生と死をテーマにした哲学だったのかと思う。
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