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自負と偏見(高慢と偏見)─Pride and Prejudice 


2013.06.20
Thu
07:17


<原書>

Pride and Prejudice (Dover Thrift Editions)/Jane Austen (著)
U.S. 定価: $2.50
ペーパーバック: 272 p ; 出版社: Dover Pubns ; ISBN: 0486284735 ; (1995/04/01)

Pride & Prejudice (Wordsworth Classics)/Jane Austen (著)
U.K. 定価: £1.50
ペーパーバック: 288 p ; 出版社: Lb May & Assoc Inc ; ISBN: 1853260002 ; Reprint 版 (1997/09/01)

Pride and Prejudice (Everyman's Library)/Jane Austen (著), Pamela Norris (著)
U.S. 定価: $5.95
ペーパーバック: 317 p ; 出版社: Tuttle Pub ; ISBN: 0460872125 ; Reprint 版 (1919/01/93)

Pride and Prejudice (Oxford World's Classics)/Jane Austen (著), James Kinsley (著), Isobel Armstrong (著)
U.K. 定価: £3.50
ペーパーバック: 351 p ; 出版社: Oxford Univ Pr ; ISBN: 0192833553 ; Reprint 版 (1998/03/05)

Pride and Prejudice (Penguin Classics)/Jane Austen (著), Vivien Jones (著), Tony Tanner (著)
U.S. 定価: $8.00
ペーパーバック: 384 p ; 出版社: Penguin USA ; ISBN: 0141439513 ; (2003/01/01)

Pride and Prejudice (Modern Library Series)/Jane Austen (著)
U.S. 定価: $14.95
ハードカバー: 281 p ; 出版社: Random House Inc ; ISBN: 0679601686 ; (1995/08/01)

Pride and Prejudice/Jane Austen (著)
U.S. 定価: $4.99
マスマーケット: 400 p ; サイズ(cm):
出版社: Pocket Books ; ISBN: 0743467485 ; (2005/01/01)



<翻訳書>

自負と偏見/オースティン (著), 中野 好夫
価格: ¥820 (税込)
文庫: 606 p ; 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102131035 ; (1997/08)

内容(「BOOK」データベースより)
イギリスの田舎町、五人姉妹のベネット家の隣に、青年紳士ビングリーが引越して来る。温和で美しい長女ジェーンと才気溢れる次女エリザベス、そして快活なビングリーとその親友で気難し屋のダーシー。ところが、エリザベスが高慢で鼻持ちならぬ男と考えていたダーシーが、実は誠実で賢明な紳士だと判った時…。二組の恋の行方と日常を鋭い観察眼とユーモアで見事に描写した名作。



[MY OWN REVIEW]

Pride and Prejudice
(1813)

有名な古典の名作だけど、ブリジットも読んでることだしと思って読んでみたら、『ブリジット・ジョーンズの日記』は、これをベースにしてるんだなってことがわかった。もちろん、マーク・ダーシーはミスター・ダーシーからきていることは百も承知だったけど、お母さんの性格とか、マーク・ダーシーとダニエル・クリーヴァーとの関係とか、ほとんど一緒。

で、ほんとは人間の細かい観察がすばらしいとか、オースティンがこれを書いた背景とか、真面目に読み取らなければいけないのだろうけど、どうも私には、誰が誰とくっついたとか、ミスター・ダーシーはいつエリザベスに結婚を申し込むのだろうとか、申し込まれたエリザベスはどう返事するのだろうとか、まるでワイドショーでも見ているみたいな感覚で、とっても面白く読めた。

それに、ブリジットがよく言う「情緒的うすらばか」は、オースティンの「いけすかない頓馬野郎」の変形に間違いないだろう。「情緒的うすらばか」にせよ、「いけすかない頓馬野郎」にせよ、人間関係の中にはなくてはならない必要なアイテムだってことだろうか。

物語の中でミスター・ダーシーがこう言う。

「広く本を読んで、精神の修養をはかり、なにかちゃんとしっかりしたものを、持つようにならなくちゃいけないでしょうね」

これは、その生活程度や戦争という状況にもかかわらず、読書と教養を自ら努めて身につけていたオースティンの本音だろうと思われる。なぜなら、彼女の中には、「教養と知性─この二つだけは、生まれや富で左右されるものではない」という考えがあったからだ。

貧しいシングルマザーだった、ハリー・ポッターの作者のJ・K・ローリングが、ジェーン・オースティンを尊敬しているというのも十分頷ける。

たしかにサマセット・モームや夏目漱石が激賞するだけのことはあった作品だった。この二人が誉めていれば、まず間違いなく面白い物語といえる。オースティンのほかの作品も、ほぼ不作はないと言われているので、今度はほかのものも読んでみよう。たしか『マンスフィールド・パーク』には、ハリポタに登場する猫についている名前、ミセス・ノリスの本物が出てくるはずだし、まずはそのあたりから。
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category: ジェイン・オースティン

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