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THE NIGHT BOAT (1980) 『ナイト・ボート』 


2013.06.20
Thu
05:14

The Night BoatThe Night Boat
(2013/10/31)
Robert McCammon

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『The Night Boat』/Robert McCammon (著)
ペーパーバック: 出版社: Pocket Books (Mm) ; ISBN: 0671732811 ; Reissue 版 (1993/07/01)

『ナイト・ボート』 角川ホラー文庫/ロバート・R・マキャモン (著), 嶋田 洋一
文庫: 397 p ; 出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042661017 ; (1993/07)


『Bethany's Sin』以前に脱稿した「第二長篇」だが、何らかの複雑な事情で刊行が遅らされたらしい。マキャモン自身はここまでの三作を習作と見なしているようだが、本作は現在もアメリカで版を重ねており、邦訳もされたことから、出来栄えに一定の評価は与えられている模様。現在読むことのできる最初期の作品ということになる。

カリブ海沿岸に、長らく沈没していたらしき潜水艦が、突然浮上した。ホテルを経営するムーアらが調べてみると、それはナチスのUボートであるらしい。やがてUボートを繋留する島で不気味な殺人が相次ぎ、すべての焦点は謎のUボートへと収斂してゆく。その内部には、いったい何がひそんでいるのか・・・?

Uボートを「怪物」のようにして描き、それが現代の海岸を襲う、というアイデアを中心として、全体に手堅くまとめられたモダン・ホラーのお手本のような作品。怪異に襲われた島が地獄図に変貌してゆく悪夢めいたイメージも鮮烈だ。ただし、マキャモン自身が「習作」と呼ぶように、以降の諸作と比べるとスケール感に欠ける点もたしかにあるが、ストーリーテリングの巧みさと無駄のない構成は、すでにその非凡さを示している。

(ロバート・R・マキャモン作品案内/文藝春秋・編集部)

●MY OWN REVIEW

ああ、これってカリブ海の「魔のトライアングル」が舞台だったんだ!なるほど。最初から不気味です。

深い海の底から突如浮かび上がってきた、第二次大戦中のUボート(ドイツの潜水艦)。この不気味な潜水艦が上がってから、次々に人が死亡。それも残虐な殺され方で。中を調べてみようと、意を決して潜水艦に入ってみると・・・。で、出ました!潜水艦の、というか、なんだか得たいの知れないお化け!ぎゃー!

だから~、怖いんだから少人数で調査なんかしちゃいけないのに、なぜおおっぴらに大勢の人の見ている前でやらないんでしょう?でも、潜水艦のハッチを開けたために、このナチのお化けたち、潜水艦から出ちゃったんですね。で、人々を貪り食うってのが、すごい!このお化けたちの目的は、一体なに?

つまり、鉄の棺桶と言われる潜水艦が沈み、その中でじわじわと死を迎えた者たちの生への執念と、沈めたものたちへの憎悪が、「命なき生」として、ゾンビとなって現れ出たということなんだろうか。実はこれがドイツのUボートというところが、みそ。Uボートの乗組員は、世界最高と言われるほどに厳しく訓練されており、だからこそ、艦への愛着と、勝利への執念のすさまじさが納得できるというもの。

本書のテーマは、そうした幽霊たちも含め、主人公やその周囲の人間たちの「過去への決別」ということなのだが、葬ったはずの過去が、とあるきっかけで、いつなんどき再び目前に現れて、鮮やかに蘇るかもしれないという話なのだ。それが、思い出したくない過去であればあるほど、過去が蘇る恐怖は計り知れない。それに立ち向かって、きちんと対処できる人間に、あなたはなれますか?ということなのだ。

でも、このナチのお化けたち、すさまじいです。

(2004年08月07日)
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category: ロバート・マキャモン

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