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マイ・ムービー・ビジネス 


2013.06.15
Sat
05:30

■原書

My Movie Business/John Irving (著)
ペーパーバック: 160 p ; 出版社: Black Swan ; ISBN: 0552998680 ; (2000/10/05)

My Movie Business: A Memoir/John Irving (著)
ペーパーバック: 192 p ; 出版社: Ballantine Books (P) ; ISBN: 0345441303 ; (2000/10/03)



■翻訳書

マイ・ムービー・ビジネス―映画の中のアーヴィング/ジョン アーヴィング (著), John Irving (原著), 村井 智之 (翻訳)
単行本: 269 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594029213 ; (2000/06)

Amazon.co.jp
ジョン・アーヴィングの小説『サイダーハウス・ルール』と映画「サイダーハウス・ルール」の間には、4人の監督、13年の歳月、そして数えきれない回数の脚本の書き直しがあった。自ら脚本を手掛けたアーヴィング(同作品により2000年の第72回アカデミー賞最優秀脚色賞受賞)は本書で、最終的にラッセ・ハルストレム監督の手で完成されたこの映画の製作過程を当事者の立場から語る。脚本家アーヴィングには、原作の登場人物を減らし、脇の筋を整理し、あるいは新しい何かを挿入して映画の決まりに合わせることが求められた。彼はそれにすべて従ったわけではないが、妥協せざるを得ない場合があることも、最終的な権限は監督にあることも理解していた。彼はその制約を受け入れ、難しいパズルに挑戦するときのような冷静な態度で解決策を探る。

本書は彼と監督やプロデューサーとのやりとりを淡々と、しかしユーモラスに描いており、原作を読んでいなくても映画を見ていなくても、それ自体一編の小説のように楽しめる。アーヴィングは「脚本に文章は存在しない」と断言する。「脚本のなかに文章のかわりとして存在するのは、子ども用の複雑なおもちゃを組みたてる際の説明書きにすぎず、そこに唯一美的な要素があるとしたら、きわめて明快であること、それだけである」。本書は小説と脚本がいかに違うものであるかを実例に即して教えてくれる。原作者、脚本家の権限の及ぶ範囲がいかに狭いかについても、アーヴィングは書き漏らしていない。(松本泰樹)

内容(「BOOK」データベースより)
完成まで13年を要した『サイダーハウス・ルール』。製作の過程で体験した脚本家としての葛藤を原作者自らが回想する、巨匠アーヴィングの映画の思い出。アカデミー賞最優秀脚色賞受賞。

目次

ミセス・バークレーの便秘
エーテル中毒
ゴム手袋
覚めているようで覚めていない
偉大なる神アーヴィング
人の役に立つために
つけを払う
しかしほんとうにチンパンジーに教えることができるのか?
ぼろぼろの子宮
厳粛版〔ほか〕



[MY OWN REVIEW]
My Movie Business (1999)

2000年第72回アカデミー賞でみごと最優秀脚色賞に輝き、授賞式のステージの上で挨拶するジョン・アーヴィングの目は涙に潤んでいた。現代アメリカ文学を代表する巨匠のひとりであり、60代に達しようというアーヴィングは、レスリングで鍛え上げた体同様、精神的にも屈強な印象を与えるが、その彼が浮べる涙の理由(わけ)が、回顧録(メモワール)というかたちで『マイ・ムービー・ビジネス』に描かれている。

原作となった『サイダーハウス・ルール』を映画化するにあたっては、完成まで13年という歳月と4人の異なった監督を要し、文字通り紆余曲折の道をたどった。その経緯を小説と脚本の違いに重点を置きながら、こと細かに説明している。とにかく細かく、よく記憶しているなあと感心するばかりなのだが、13年もかけて4回も脚本を書き直した当人にとってみれば、どうしても説明しておかなくてはならない経緯だったのだろう。アーヴィングのこの作品に対する思い入れが、ひしひしと伝わってくるメモワールとなっている。

中程に映画の写真集があり、扉の中には「しかめっつらの駅長役」で出演したアーヴィングの写真がある。巨匠の名にふさわしい風格である。
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category: ジョン・アーヴィング

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