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聖書物語<旧約編>/香山彬子 


2001.09.15
Sat
07:50

内容(「BOOK」データベースより)
エデンの園で、幸せにくらしていたアダムとエバは、ヘビに誘惑されて「命の木」の実を…。(天地創造)神にえらばれたノア一族が箱舟にのりこむと、まもなく大雨が降り大洪水になって…。(ノアの物語)ほかに、モーセやダビデ、ソロモンの物語など6編。西洋の文化を知るために、ぜひ読んでほしい、わかりやすく楽しい旧約聖書物語です。



アメリカで同時多発テロが起こった。それに憤りを覚え、以前より疑問だった中東事情を少しでもわかろうと思って、原点である旧約聖書(物語にしてあるが)を読んでみた。

イスラエルの民の誕生と歴史の綴られた旧約聖書は、彼らの唯一絶対である「目には見えないがたしかにそこに在る神」とのやりとりでもある。神はイスラエルの民に十戒を与え、それを守ると約束させ、艱難辛苦を経験させながらも神との約束を破らない限りは必ず民を守るとしている。何千年も争いを続けている中東の民族たち。彼らの祖先の神との約束はどうなったのだろうか?

この本は奇しくも1993年に書かれたものである。この年、今回の同時多発テロと同じニューヨークの世界貿易センターがテロリストによって爆破された。今回は航空機2機が突っ込み、ビルは跡形もなく消え去った。作者の香山さんはあとがきで、中東の、そして世界の平和を願いながら1999年に他界された。神のもとで作者はどんなに無念な思いをしていることだろう。

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category: ETC

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波紋/シャーロット・ラム 


2001.09.14
Fri
07:43

波紋 (シングル・タイトル・コレクション)波紋 (シングル・タイトル・コレクション)
(2007/11)
シャーロット ラム

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category: ROMANCE

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レッド(上・下)/エリカ・スピンドラー 


2001.09.13
Thu
07:32

レッド〈上〉 (MIRA文庫)レッド〈上〉 (MIRA文庫)
(2011/12/15)
エリカ スピンドラー

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レッド〈下〉 (MIRA文庫)レッド〈下〉 (MIRA文庫)
(2011/12/15)
エリカ スピンドラー

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日本の昼メロテレビドラマにもなったハーレクインのロマンス。原作はそれなりに面白かったが、テレビドラマのほうはお粗末。ヒロインが赤毛だからレッドというタイトルなのだが、日本人にそのままあてはめるのは、いくらなんでもかなり無理がある。

category: ROMANCE

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ハウスメイトの心得/ノーラ・ロバーツ 


2001.09.12
Wed
07:29

ハウスメイトの心得 (Love story selection)ハウスメイトの心得 (Love story selection)
(2006/01)
ノーラ・ロバーツ

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ヒロインの押しの強さにちょっと唖然。ノーラの本の主人公には、こういったヒロインが多いようだ。(^^;

category: ROMANCE

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遠い山なみの光/カズオ・イシグロ 


2001.09.11
Tue
07:26

内容(「BOOK」データベースより)
故国を去り英国に住む悦子は、娘の自殺に直面し、喪失感の中で自らの来し方に想いを馳せる。戦後まもない長崎で、悦子はある母娘に出会った。あてにならぬ男に未来を託そうとする母親と、不気味な幻影に怯える娘は、悦子の不安をかきたてた。だが、あの頃は誰もが傷つき、何とか立ち上がろうと懸命だったのだ。淡く微かな光を求めて生きる人々の姿を端正に描くデビュー作。王立文学協会賞受賞作。

category: FICTION

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狙われたキツネ/ヘルタ・ミュラー 


2001.09.10
Mon
07:24

内容(「BOOK」データベースより)
1989年、チャウシェスク独裁政権下のルーマニア。家宅侵入、尾行、盗聴。つきまとう秘密警察に怯える日々。そうしたなかで、ひとりの女が愛にすべてを賭ける。しかしそれは、親友との友情を引き裂くものだった…祖国ルーマニアの運命に思いをはせながらヘルタ・ミュラーが描くあまりに切ない物語。

category: FICTION

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不幸な子供/エドワード・ゴーりー 


2001.09.09
Sun
07:16

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人気のゴーリー、邦訳第4弾の本書は、文字どおり不幸な少女の物語。

ある日、軍人の父親にアフリカ行きの命令がきた。それが、主人公シャーロットの不幸のはじまりだ。以来、父の戦死、落胆してたちまちやつれ死ぬ母、ただ1人頼みの叔父は、こともあろうにレンガの落下で脳天を割られ、あっという間に孤児になるシャーロット。寄宿学校へ入れられるが、そこでもいじめられて脱走、悪人の中へ。ところが、死んだと思われていた父が生還。あろうことかそれがさらなる不幸のきっかけになろうとは…。

苦労や不幸があっても、ハッピーエンドでカタルシスにもっていくのがお話の定型だとすれば、これは、ページを繰るたび不幸また不幸、不幸のどん底へまっしぐらの、型破りなお話。でも、これだけ徹底して悪いことが続くと、「ここまでやるか!」といっそ小気味よく、しまいに笑いがこみあげて、それなりに浄化もされるから不思議だ。有無を言わさずどんどん進むテンポのせいか、気品ある訳文のおかげか、それとも、私たちの心の奥に隠れていた、人の不幸を喜ぶ悪いタネが、意地悪なゴーリーに暴かれての苦笑なのか。

白黒の、緻密なペン画の1コマごとに、トカゲとコウモリが合わさったような、怪しい生き物が見え隠れしている。そいつが、シャーロットの不幸をいつものぞいている。そしてその小怪獣の目は、絵の中から、本書を見ている私たちのことも、見つめ返してくるようだ。(中村えつこ)



柴田元幸訳。一人の少女が、不幸で不幸でしょうがない一生を報われないままに終わるという絵本。小公女だかなんだかのパロディなんだけど、ブラック!

でも、こういう淡々とした不幸ばなしはなぜか面白い。なにも子供をいじめて喜んでいるわけではないけれど、ゴーリーの絵がまた、そういう子供を書かせたら天下一品なのでさらにおかしさがつのる。でもこの絵本(あるいはゴーリーの一連の絵本)を見て、かわいそう!とは思えないんだけど。。。訳してる柴田さんもククククッと笑っているようだし。やっぱりブラックなユーモアだと思う。

category: CHILDREN

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迷子になったわたしの惑星/シャノン・オルソン 


2001.09.08
Sat
07:11

内容(「BOOK」データベースより)
シャノンがセラピーに通いはじめて5年が経とうとしている。彼女の母親は、子どもたちのために、リスを虐待する男の子には近づいちゃいけないとアドバイスし、家じゅうのものに名前を書いた。ラベルを貼り、子どもたちがすべき仕事のリストをつくった。そしてものには限度があると教えてくれた。そのせいか、シャノンは世のなかというものは整理整頓されていて、待っていれば自分のための場所がちゃんと見つかると、誤解してしまったのだ。―シャノンは、大学院に入り、勤めていた会社を辞めた。新しい生活ははじまっているけれど、なかなか前進できない。でも、なんとかしなくては。自分の足で一歩を踏みださなくては。



こういうひとりよがりの文章を書く人っている。結構ジョークなんかも入れてるんだけど、全然笑えないので、気の毒になるくらい。これもブリジット・ジョーンズ的な話なんだけど、主人公があまり前向きでなく、暗い印象。人のことばかり言っていて、自分はどうなの?といらいらさせられる。会話の訳が変なのかもしれないけれど、全体的にちぐはぐな感じで、馴染めなかった。

category: FICTION

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クラップ/J.W.ディアズ 


2001.09.07
Fri
06:49

情熱の国キューバ。だが国の情勢は私たちが思い描く強烈な太陽の明るいイメージではなく、あくまでも暗い。食べ物でも薬でも全てが不足しているし、街には娼婦、役人はワイロ、と観光客がサルサのリズムに浮かれている裏で情勢はどんどん悪化していく。

そんな中、ポン引きで星占い師の主人公リカルド・ファーは、流行の兆しを見せ始めた新種の淋病「クラップ」にかかってしまう。なんとか薬を手に入れようとして、ファーは政治的な陰謀に巻き込まれ刑務所に送られる。栄養失調で生死の境をさまようファーだが、得意の星占いでなんとか危機を乗り越え、アメリカのジャーナリストによって刑務所から救い出される。

この本を手に取った時、「キューバ」という響きにやはりサルサのリズムと焼けつくような明るい太陽を思い浮かべたのだが、暗い闇を抜きにしてはこの国の物語はあり得ないようだ。彼らにとってアメリカは天国のようなところ。アメリカのような資本主義の大国は貧しい国からすれば憧れであり、また憎悪の対象でもある。

いい加減でお気楽そうなファーにしても、明日の運命さえわからない悲壮なイメージがつきまとう。しかしこんな暮らしの中でもファーに信念を貫く強さがあったことに救われる。刑務所から救い出され、アメリカに向かう飛行機の中で友人たちから柔らかな革の靴をプレゼントされるファー。たった1足の靴に涙を流すファーに、キューバの国民の思いが見てとれはしないだろうか。

category: BOOK PLUS

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青い眼がほしい/トニ・モリスン 


2001.09.06
Thu
06:41

青い眼がほしい (ハヤカワepi文庫)青い眼がほしい (ハヤカワepi文庫)
(2001/06)
トニ モリスン

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まずトニ・モリスンはノーベル文学賞受賞作家であるので、過剰な期待があったことを述べておかねばならない。ノーベル賞を受賞したからといって、受賞作家の作品が全て面白いとは限らない。川端康成とか大江健三郎は私の好みではないし、そういう意味でも賞の選考基準が、自分の好みにあてはまるわけではないのは明らかだ。しかしガルシア・マルケスやギュンター・グラスは好きだし、結局ノーベル賞などには関係なく、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いという実にあたりまえの話なのだが、それでも他の賞とは違ってノーベル賞はやはり特別な意識を持つものだと思う。こんなことを長々と書いたのは他に書くことがないからで、過剰な期待をしたがために、逆に失望も大きかったからである。

そもそもこの本を読んだのは、解説が私の大好きな青山南さんだったからだ。青山氏は黒人の文学に詳しいし、はなから私の持っている知識などは到底及びもつかないのだが、その青山氏の解説があっても、私にはトニ・モリスンを受け入れることができなかった。これは本の内容というより、文体とか文章そのものへの拒否反応かもしれない。

白人社会におけるマイノリティの苦悩とか、白人の外見に憧れる彼らの切ない思いとか、そういった点で、ハワイの日系アメリカ人を描いた、ロイス・アン・ヤマナカの『ワイルドミートとブリーバーガー』のような世界を思い描いていたのだが、それは全く違っていた。

ワイルド・ミートとブリー・バーガー (海外文学セレクション)ワイルド・ミートとブリー・バーガー (海外文学セレクション)
(1998/07)
ロイス・アン ヤマナカ

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私はアメリカにおけるマイノリティの世界をほとんど理解していないし、また彼らの文化にも無知であることに気づいただけで、物語の中に入り込んでいくまでに至らなかった。プラス、文章自体に拒否反応があるとすれば、トニ・モリスンを受け入れるのは、なかなか容易なことではない。

category: FICTION

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