06/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30./07

スポンサーサイト 


--.--.--
--
--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

trackback -- |comment -- | 記事編集

go page top

ヴァン・ゴッホ・カフェ/シンシア・ライラント 


2001.06.07
Thu
17:23

これは児童書のコーナーに置いてあった本である。しかし、おしゃれな絵といい、内容といい、立派に大人が読むに値する本だ。もちろん大人が読む本だからいい本というわけではないが。

カンザス州フラワーズにあるヴァン・ゴッホ・カフェは、その昔劇場だった。だから不思議なことがおこるのだという。カフェをやっているのは兄のマークと妹のクララ。クララはカフェに起こる不思議なことを「魔法」と呼んでいる。そんな不思議な出来事を書いてあるのがこの本だ。

ひとりでに料理ができてしまう話。マークが書く詩が未来を予言する話。ひとりでに増える不思議なマフィンの話。猫がカモメに恋した話などなど…。不思議だなと思って読んでいると、昔大スターだったエレガントな紳士の話が出てきた。思わず目頭が熱くなった。1時間もあればゆっくり読み終える本だが、しっかり感動する。

誰が主人公というわけではない。それぞれの話のそれぞれの登場人物、あるいはカフェのお客さんが主人公だろう。しかし本当の主人公は、妹のクララに違いない。彼女の好奇心と、不思議な出来事にも動じない飄々とした態度は、あたたかく、ほほえましい。どんな魔法が起こっても、クララは驚かない。なぜなら、ここはヴァン・ゴッホ・カフェだからだ。

スポンサーサイト

category: FICTION

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。